メディアセラピーテスト調査結果報告(2001/8/16) |
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※タイプ判定テスト3に調査協力いただいた方は、1137名(男296名,女817,不明及びシステムエラー24)でした。 ※男女別では、他のテストと同様、女性が多数を占めました。
※この結果は、調査協力者のタイプが内向性だったというよりも、「タイプ判定テスト3」の構造が、内向性へと判定基準が傾いていると考えられるでしょう。この重要な情報をもとに、今後改良を加える予定です。
各タイプ判定力にばらつきがみられることがわかったものの、性や職業などの属性による相対的比較は可能と判断され、以下、分析を続けました。
※やはり2要因分散分析をそれぞれ(性別×向性、性別×機能型)行った結果、向性に関しては男女差はなかったものの、機能型では交互作用が確認され、有意(1%)に男性が女性よりも、合理型の平均値が高かったことがわかりました(なお、男性内でも、合理型は非合理型より平均値が高い。女性は差なし)。 ※以上を総合すると、男性は女性より合理機能、特に思考タイプが優位であることがわかりました。この結果は、本テストの理論的バックボーンであるユング(C.G.Jung)の論じる内容と一致しており、思考タイプに関して言えば、本テストの妥当性を支持する結果となりました。
※向性については、学生は会社員より内向性得点が優位に高い(5%)ことがわかりました。教職員と研究者の外向性得点は、グラフからだと一見大差あるように見えますが、サンプル数が少ない(=誤差が大きい)ことも影響し有意差は認められませんでした。 ※会社員が学生より内向性が低いのは、否が応でも職業的に対人接触の機会が増えることも一因かもしれません。
職業別に各タイプ得点を比較してみました。向性と同様にサンプルが少ないため今回は分散分析は行いませんでした。グラフからだと、各職業毎にわずかながら(統計的有意差ではない)違いが見受けられます。そこで、仮説的ではありますが、各タイプ平均得点を変数に主成分分析を行って、できるだけその違いを以下のようにあえて際立たせてみることとしました。
※主成分分析の結果、2つの主成分が得られ(累積寄与率約78%)、その系数値から各変数が上図のようにプロットできました。主成分1は、対人関係的−自分関係的の軸(正−負)とでも言えるでしょう。主成分2は社会的に冷めてる−社会的に冷めてない(正−負)と言えるでしょう。
※各職業の主成分得点をプロットすると上図のようになります。調査協力者の方に限って(しかも誤差もあり得る)言えることですが、以下のようなタイプ像が浮かんできました。 ・研究者の方々は孤独でも自分の信じる道を貫いて社会的に貢献しようとするタイプ ・教職員の方々は対人関係的でモラルが高く、人の才能を見抜き日々情報収集に努めるタイプ ・公務員の方々は、全体の奉仕者として社会に役立ちたいと志高いタイプ ・アルバイトの方々は、社会的に冷めていて、どちらかといえば自分の関心に忠実なタイプ ・学生と会社員は似ていて、社会的関心の面ではやや冷めてみるタイプ ・主婦(夫)や自営業の方々は、対人関係的な方であり、他の職業との中間に位置するタイプ
【その他】 タイプ判定テスト3の項目について因子分析を行うと、理論的に期待される構造とは異なり、20種類もの因子が現れてしまいました(累積寄与率約40%)。それらの因子は厳密にはユングの言うタイプと言うより他の性質を測定していると考えられます(一例をあげると、「自己評価の高さ」、「ファッション感覚」、「審美性」、「信念の強さ」、「自他融和性」、「同調性」・・・・)。今回の調査結果をもとに、テストの構成概念妥当性を高めるよう、理論的な構造を再確認し、項目を再構成しようと考えています。 最後になりましたが、今回の調査に協力いただいた方々には本当に感謝いたします。ありがとうございました。より一層、皆様の役に立つツール(メディア)を提供できるよう、メディアセラピーのスタッフ一同、がんばる所存でおります。今後ともよろしくお願い申し上げます。 メディアセラピー調査研究チーム study@media-therapy.com (ご意見ご感想、ご質問お気軽にどうぞ) |
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