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日ごろ自国で常識だと信じ込んで意識していないことが、実は外国ではそうでないとわかるときの心地よいギャップ、これこそが癒しの旅としての海外旅行ではないでしょうか。 初の海外旅行に即決したのは、心の癒しと言えば尊敬する精神科医C.G.ユング、その故郷であり、あのロールシャッハテストのロールシャッハの故郷でもある、スイスでした。 直行便でなく小型機を乗り継いだせいもあって、スイス国内上空に差しかかったときは、やっと着いたかという感じ。最初に目に入ったのは、晴れているのに何やら帯のように広がった雲、雲、雲・・・・いやいや、とんでもない!実はそれこそがアルプスの山々!!だったのです。日本の山しか知らない者には、とても信じられない雄大な光景が出迎えてくれました。 ベルンスイスと言えば、チューリッヒとジュネーブくらいしか知らなかったものだから、ベルンが首都であると知ったとき、これは絶対にクイズ番組のひっかけ問題になるぞと思った程でした。しかし行ってみると、さすが古都、その美しさと荘厳さは首都の名にふさわしいところだとわかりました。ちょうど日本で言えば京都のようなところなのです。もちろん世界遺産。
観光初日のベルンは物珍しさで朝からあちこち散策してまわりました。落ち着いた雰囲気、美しい景観は心にも優しいものだと実感しました。
海外に行って面白いのはやはり言葉。異国の文化をストレートに感じられます。英語圏だとちょっとわかってつまらない、ならばドイツ語やフランス語の国に行こうというのも、スイスを選んだ理由のひとつ。とはいえ、全然わからないとさすがに困ると思って、一応事前勉強したつもりだったのですが、結局はほとんど聞き取れずじまい・・・。 でもご安心を、ほとんどの人が英語で話してくれます。下手なドイツ語なんかで話しかけても英語で答えてくれます。さすがは観光の国です。ただし、中には頑なにドイツ語オンリーという人もいます。(←例外なく男性。スイス人は女性はとても優しく男性は頑固な気がする)
ところで、ベルンの名の由来は熊(旗→
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| 日本人観光客はベルンにも多かったのですが、最も多いのはやはり有名なアイガーやユングフラウ観光の起点であるグリンデルワルトのようです。正直言って、景色以外は外国にいるとは思えない雰囲気です(日本人同士顔を合わせると不思議とバツが悪くなるのが面白いものですね)。ただ残念ながら私たちが訪ねた日はあいにく天候が悪く、しまいには雪になるありさまだったので、周辺地域の観光がメインになりました。(列車内からみた5月の雪景色動画 1.4MB)。 | |
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トゥリュンメルバッハの滝 ここはすごい。というか恐ろしい。写真じゃ伝わりません。それでも恐怖のあまり思わずシャッターを切ってしまうのですが、フラッシュはダメです(上写真)。一面、水しぶき写真になります。デジカメだって調子おかしくなる。 |
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| 動画 1.4MB | 動画 1.4MB |
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アルプスの少女ハイジちっくでしょ。いろんな地域の建物が再現してあって勉強にもなります。 |
園内のレストランで昼食。ココは珍しく店員さんがコテコテのスイス人で母国語オンリー。コレと適当に指差して、日替わり定食らしきものを頼みました。なかなかいけましたよ。 |
スイスの玄関口でありながら、結局最終日にみてまわることになりました。1週間じゃ時間が少なすぎました。
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| チューリッヒ駅 | 駅構内 | 路面電車乗場 | キーボード付 公衆電話? |
残りわずかな時間で目指すは、当然、ユング研究所!本当は、ユングの故郷(北の方)やあるならお墓参りなんか(和風な発想?)してみたいとまで思ってましたが、タイムアウト。彼がレンガ職人の免許をとってまで別荘を建てたという湖畔の「ボーリンゲン」てのはどこかと地図で探すと、ホテルの敷地(本当!?怪しい)であったりと、なんだかよくわからないので、結局、研究所に行くだけとなりました。
(ユング研究所までの道中エピソード)
| 郊外のキュスナハトとかいう地名で、これも結構わかりづらいので、どうやって行くのだとホテルのフロントのお姉さんに聞いたら、さすが若者!ネットを使ってスイス版乗換案内みたいなもので調べて印刷してくれました。それを頼りになんとか最寄駅までたどり着いたのですが、そこから先がまたわからない。地図が看板であるのだけど、よくわからない。仕方ないので、勇気をふりしぼり、駅売店前にいた明らかに地元人風のおっちゃんに「エントシュルディゲン・ジー」(=excuse
me)と一つ覚えのドイツ語で近寄り(英語話してくれなそうだったので)、研究所の住所を見せました。「ユングインスティチュート」と、わりと地元の人に研究所は有名らしく、しかもおっちゃん、イイ人なんでしょうね、一生懸命「ドイツ語」で(やっぱりか^^;)説明してくれました。わかったのは手前の坂下る、大通り、左に曲がってずっと行く、橋がある、右側、建物が見えてくる、のみ(笑)。まあわからなくてもいい、その親切さがうれしくて、頑固な男性ばかりでなく気さくな人もいるのもうれしくて(←当たり前)「ダンケシェーン」と最後の手持ち単語を連発してお礼を言うと、だいたいアッチだと言う方角へ、とにかく歩き出しました。 |
| 予想通り途中で迷い、もう一回ほど道を聞いてなんとか到着。ほんとに閑静な住宅街にあるんですね。研究所と言うより、普通の民家っぽい。 門のところで、しみじみ感激していると、研究生らしき人たちが中から出てきて、気さくに「良かったら中に入ってくださいよ」と話しかけてくれ、「え、いいんですか」「どうぞどうぞ」てなノリ(あくまで想像上の意訳)で、お邪魔させていただきました。 |
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↑船着場もあって、 |
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| やっぱり中も民家です。しかも晩御飯を作ってるらしく、おいしそうな匂いが辺りに漂っていて和やかムード。研究所、って学問学問したところが全くありませんでした。
ただ、われわれのような観光客も結構いるのでしょうか、ユングの特製プロマイドみたいなものまで売ってたのが面白かった。事務所が終わってて買えませんでしたけれど・・・ |
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癒しの旅、第3回のスイスの旅もこうして終わりました。 国内の旅もそうですが、異文化の旅は一層、日ごろ「楽」している「脳」が総動員され、なんとかその文化に適応しようとしたり大自然に圧倒されるので、日常の悩みなどに惑わされている暇がなくなる点で、「癒し」なんだなとあらためて感じさせられました。 とても貴重な体験で、よい想い出になりました。 |
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バス停 |
最後まで読んでくださってありがとうございました−
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